色々なシーン活用できる魔法の粉末ベビーパウダー。そのベビーパウダーが手術後、お風呂に入れない時に大活躍します。実際にあった私の苦労話を交えて記載しています。

 

今から癌(がん)手術を受ける方、癌(がん)でなくてもこれから入院して手術を受ける方は必見!です。

 

【体験談】

 

癌(がん)手術で入院した年は、世界の異常気象の始まりのような年で猛暑が続きました。そんな暑い時に私はお風呂に入ることが出来ませんでした。手術後5日経っていましたが、私の体はまだ全然動くことが出来ませんでした。

 

個室の為、部屋冷房設備は整っていましたが、私は自分の免疫力を急激に向上させたかったので、時々外の新鮮な空気を時々入れ、部屋の温度は27度に保っていました。一方、病院の廊下や食堂は、異常なほどクーラーが効いていて、風邪を引くのではないかと思うほど寒かったです。私の個室にくる看護士さんや掃除のおばちゃんは口々に“この部屋は暑い”と言っていました。

 

わたしもジワッと汗をかいて多少暑かったです。しかしながら、手術を受け、ご飯もろくに食べることが出来ず、運動もしていない私の体は完全に弱っていました。もちろん自分の新陳代謝も低下しています。

 

本来なら、癌(がん)細胞と戦うため、私の体の細胞に栄養を提供し、運動して体を活発にさせ、新陳代謝をあげて体温を癌(がん)細胞が住みにくいとされる36.8度以上の体温に保ちたいところです。

 

このような状況の中、クーラーをガンガンかけて寝ていると体温は低下し、癌(がん)細胞の増殖が一番起こりやすい35.8度以下になってしまう可能性が高いです。

 

私は、上記の理由により、周りからなんと言われようと、室内の温度は27度に保ちました。しかしながら、体温を上げたこと非常に良かったのですが、お風呂やシャワーに長い間入れなかった為、体がねちゃねちゃして気持ちが悪かったです。また体の至る所がかゆくてたまりませんでした。

 

かゆいところを、かきたい!しかし、私は手術後、全くと言ってよいくらい動けなかったので、ストレスが溜まっていきました。ストレスは、免疫力を低下させるどころか、癌(がん)細胞を発症させたり、増殖させたりします。ストレスは免疫力向上に大敵です。

 

どうすれば、痒みや体のねちゃねちゃをなくせるか?

 

私は考えて、ケアハウスの人に来ていただきました。そして、体を拭いただいたり、かゆいところをタオルでこすっていただきました。一時的にすごく快適で極楽になりましたが、夜になると、また、体が汗ばんできて、かゆみが止まらなくなりました。

 

それから、何かもっと良い方法はないだろうか?と必死で考えました。そして良いアイディアが浮かびました。

 

汗っかきの赤ちゃんが泣いているとき、このベビーパウダーを使用するとご機嫌になる時があります。それを覚えていたので、手術後の入院患者でも快適なのか、すぐに実験をしてみました

 

そして、赤ちゃんが使用している商品と同じベビーパウダーを試してみました。結果は大成功でした。ベタベタしていた私の体はいつもサラサラになりました。多少かゆいところはありますが、とても快適でした。

 

まとめ

 

手術後、入浴禁止になり、体がべたついて、痒みがでたら、ベビーパウダーを使用する。すると、体のべたつきと痒みがおさえられ、サラサラになる。

 

癌(がん)日記【術後5日目】

 

7時00分起床

看護師さんに徹夜で看護していただき、私の体温は解熱剤の投与なしで、37.7度までさがり看護師さんと一緒に喜ぶ。しかし、まだ頭はガンガンと波を打つというにとても痛い!

 

8時00分朝食

本日は勇気を出して牛乳を飲んでみる。・パン2枚・牛乳250mI・サラダ・バナナ半分

 

12時00分昼食

・パン2枚・ダイコンおろし・たまご豆腐・サラダ

 

14時00分洗髪

看護師さんに洗髪していただき、サッパリする。

 

16時00分

叔父と叔母がお見舞にきてくれる。感謝。

 

17時00分

まだ全く起き上がることが出来ない。寝返りさえ痛くて出来ません。動かせない部分は、まだかゆくてたまらない!本日、ほんの少しだけかゆいところを拭いていただく。無理を言って購入していただいたベビーパウダーを使用する。とても気分がよくなる。

 

私の背中から管(くだ)が出ています。その背中の管(くだ)に体重をかけると、壊れそうになるため、私は無理な体制をとっています。この体制を24時間キープすることは、とてもハードです。しかし私は歯をくいしばって、この体制をキープしています。早く私の体から出ている管(くだ)が取れるように毎日願っています。