前書き
皆様は余命2日と突然告げられたらどうなさいますか?
旅行にいっちゃいますか?
それとも、おいしいものを食べつくしますか?
それとも、悲しくて泣きくずれますか?
私は場合、意外と落ち着いて、最後の2日間を過ごすことが出来ました。
私の病気は数年前までは5年生存率が0%だったと主治医はおしゃっていました。
もちろん、私が元気にこの記事をかいているのですから、今もう私がかかった癌(がん)は5年生存率0%ではありません。
この第一章では、私のリアルな日記(入退院)が記載されています。
初めて入院される方、今から手術を受けられる方必見です!
私の入院生活で何があったのか?その時、私(患者)はどう思ったのか?
知っていただくことで、少しでもその不安が解消してくだされたら幸いです。
手術2日ベッドの上で記載したリアルな記事
私は今まで大きな病気や手術の経験はありませんでした。
先日のレントゲン検査で、癌(がん)の疑いがあるということで、
すぐに検査入院。そしてすぐに手術となりました。
私の心臓に近い部分を手術することになりました。
その時、心臓のまわりにある大動脈が癌(がん)の手術の
妨げにならないように、あらかじめ大動脈を数本ふさぐ手術を行います。
その手術の方法はカテーテル手術という方法で行います。
明日の午後からカテーテル手術を始めます。
私の体が動けるようになるのは、夜遅くになるそうです。
もちろん、カテーテル手術前後は食事や水などの飲食は一切できません。
お腹は減り、喉がカラカラになり、過酷な状況になりそうです。
~上記文章は私がカテーテル手術の前に、病室のベッドの上で、携帯電話のメモ帳に自分で、文字を打ったそのままの文章です~
手術2日前に私が思ったこと
私の手術2日の私は入院してベッドの上にいました。心理状態は、意外と冷静でこころは落ち着いていました。しかしながら手術が成功するか、失敗するか、全くわからなかったのに、手術後の入院生活のことばかり気になっていました。
2日前に初めて、詳しい手術の方法、手術にかかる時間などを執刀医に教えていただきました。私の手術の時間は12時間大手術になるとお聞きしました。きっと、2日前にお知らせをくださったのは、私がビビって病院から逃げ出さないためだと思います。
私の入院している病院は、一年間で約4名の患者さんが、手術の前に病院から脱走するそうです。私も脱走をしないようにときつく言われました。私は明日、その脱走する患者さんの気持ちが良くわかるようになるとは、この時は夢にも思っていなかったです。
まとめ
・私の癌(がん)は数年前までは5年生存率が0%だった
・私の手術の時間は12時間大手術になる
・手術2日前の私の心理状態は、意外と冷静でこころは落ち着いていた。
・手術2日前に手術の詳細を執刀医から聞く
・手術1日前にカテーテル手術をして、心臓に近い動脈を数本ふさぐ
次回はいよいよ手術前日に続きます!
このあといったいどうなってしまうのか?